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ティアーズトゥティアラIIの背景など

背景担当の慶太です。
 
本作「ティアーズ・トゥ・ティアラII 覇王の末裔」ではレイアウトの作成や主に進捗管理をやっておりました。
実作業は自分以外の他2名の背景スタッフがほとんどこなしており、更に一部外部への発注なども行っておりました。
 
今回は通常の背景作成に加えて、壮大な世界観の雰囲気をつかむために各ステージのイメージボードの作成などもし、いつもと違う作業に戸惑ったりもしておりました。
これらの素材は、余す事なくホームページや雑誌などで利用されておりますので、ご覧になって下さっている方も多いかと思います。
 
シナリオのまるいさんのこだわりは背景にも及んでいまして、1カット毎に事細かな指示があり、何度もリテイクを繰り返しては細部まで修正や描き込みやをしており、全体を通して大変クオリティの高い背景が完成いたしました。

神殿背景とあるカットの変遷です。違いがわかりますでしょうか? ちなみにこれは当社スタッフの手による物ですが、これでレイアウトです。 実際にここから外部の背景会社さんへ発注をしたのですが、最初の段階で描き込みすぎていて、「どこに手を入れたらいいのですか?」と言われてしまいました…。

3Dのマップに目を奪われがちですが、時折出てくる2Dの背景にもご期待下さい!

また、データアップの後はずっとデバッグプレイをさせていただいておりました。

自分は前作までの予備知識がない状態でしたので、割と楽しんでプレイをしておりましたが、さすがダンジョントラベラーズで「地獄の調整師」として異名を馳せた こすが氏のバランスとあって、一筋縄では行かないステージがテンコ盛りです。

途中でくじけそうになってしまう、鬼門のステージがいくつかあります。
そうなった場合、レベルをイージーに下げる事も手ですが、あくまでノーマルにこだわりたいというみなさまのためにも、ここでテストプレイの際に自分なりに感じた攻略のポイントなどをまとめておきたいと思います。

しかし、あくまで自分の主観ですのであしからず。

■属性

始めのうちはほとんど見ていなくてもそれなりに進める事が出来ます。
しかし、最初のうちからある程度見る癖をつけておかないと後々苦労します。
後半はもうエレメントサイクルとの睨めっこです。
極端な話ですが、自分の属性が好調期では無い時はあえて攻撃をしない、というのも戦略になってきます。

■チェーンストック

キャラクターによってボタン入力のタイミングが異なりますので、これも序盤から常に練習をしておいた方が良いでしょう。

■スキル

これも戦闘に勝つ為には重要な要素です。
敵の種類に応じて与えるダメージを増加させたりや、受けるダメージを軽減するスキルは必須です。
各ステージ毎に配置される敵に応じて割り振るのは大変ですが、これをしっかりとするのとしないのとでは戦果が結構変わってきます。

■象

始めのうちは、常に最初から戦闘に参加しているので何となく連れているだけで、大した戦力にならないようにも思われますが、
積極的に攻撃をするようにする事でかなり使えるように成長します。
象車(クアドリガ)を引っ張っていると、攻撃レンジが狭まって使いにくいですが、育てていて損はないです。

■象車

耐久力が低くてやられてしまうと乗っているキャラクターも一緒にいなくなってしまいますが、場合によっては出撃するキャラクターを最小限に抑え、その都度状況に合わせてキャラクターを入れ替えて使用するような場面も出てくるかも知れません。

また、後半になれば改造によって耐久力も多少上がります。

ここからメインパーティーとして使っていた主要キャラクターについて。

○レギュラーメンバー

■カリス

とにかく回復の要です。
ただ自身の体力が余り高くないので、象さんに乗せる事で補うことが出来ます。

■クレイト

攻撃魔法の威力は絶大です。
しかし、このキャラも体力が少ないので余り前線へ突っ込ませるのは危険です。

■ダフニス

育てると、とにかく強くなります。
弓はダフニス一択です。

△準レギュラー

■ハミル

主人公なのに、段々と空気と化してしまいます。
しかし、ちゃんと育てておかないと後半に活躍できなくなってしまいます。
覚醒を使う際には退路もちゃんと考えて使いましょう。

■タルト

ヒロインなのに…。
しかし後半、闇と星属性の敵が出てくると大活躍します。

■エネアデス

始めのうちは攻撃も回復も使えて重宝しますが、
クレイトとカリスにその立場を奪われがちになります。

■エリッサ

行動範囲が狭いので、ついつい補欠要員に…。
行動範囲を広げるスキルを装備しましょう。

■アルティオ

身軽で使い勝手はいいのですが、前衛の割には体力に難あり。
一撃離脱をするのが一番。

×クアドリガのベンチウォーマー

■ディオン

弓が通りにくい。
彼の活躍は詩人の歌を覚えてから!

■モノマク

体力が自慢かと思いきや、あれ? そうでもないぞと段々と影が薄く…。

とまぁ、こんな感じでまとめてみましたが、ユーザーのみなさんが実際に手に入れた時はそれぞれ好みのやり方で楽しんで下さい。

最後にブログ用に絵を用意しなさいと天からのお達しがありましたので、頑張ってダフニスを描かせていただきました。
可愛い外見とは裏腹に、やはり男としての腕力は侮れません。頼りになる奴です。

ダフニス

では、みなさま「ティアーズ・トゥ・ティアラII 覇王の末裔」の発売まであと少し!
まずは体験版の配信が先にありますので、そちらを是非ダウンロードしてお楽しみ下さいませ!!