ティアーズ紀行

お久しぶりです、まるいです。
シナリオから、まぁその、いろいろやっておりました。
 
体験版の方がアップされましたが、いかがだったでしょうか? 楽しんで頂けているようでしたら幸いです。
未プレイの方も、ぜひ遊んでみて下さい!
プレイスタイルは自由、ハードを極めるもよし、イージーでまったりするもよしです。
 
僕はイージーでプレイする派ですが、属性の強弱関係に気をつけて戦えば、初心者の方でも、さほど苦戦しないかと思います。
あと、手に入れたスキルは、とにかくガシガシと身につけてやって下さい。
これだけで、ずいぶんと強くなります!
 
アドベンチャーパートも、じっくりボイスを楽しむもよし、サクサク読み進めるもよし、大音量でBGMを楽しむもよしです。
カスタマイズで音量やメッセージ速度など、お好みの環境に整えると、より一層快適に楽しめると思います。

内容については体験版をプレイして頂くのが一番だと思いますが、今回はバァル様(タルト様)が出てきます。
バァルと言えば、一般のRPG的には大悪魔とかモンスターの扱いになってる存在です。

ティアーズではもちろんそんな扱いにはならず、ヒロインとして、零落した女神として登場します。(前作もそんな感じでしたので、ティアーズらしいと言えば、らしいかと…)

『失われた女神は悪魔として名を留めるしかないのか? あるいは、全てを取り戻し、くつがえすことが出来るのか…? それは覇王の末裔たるハミルが、この先勝ち続けていけるか否かと同義である…』

このようにイメージして頂ければ、さほど間違っていないと思います。

さて、内容に触れすぎるのもアレですので…。
ここからは舞台になった場所などについて、解説をしてみます。
ティアーズ2の企画が始動する前に、地中海を一人旅したのですが、その時にまわった遺跡が幾つか元ネタになっています。

たとえばハミルの住む村ですが、ギリシャの遺跡が元になっています。
アゴラ(広場の遺跡)から見上げたヘファイストス神殿。
ヘファイストス神殿

デルフィ(デルポイ)遺跡。山の上にあります。
タルトとハミルがそうしたように、神殿の遺跡が見下ろせます。
デルフィ(デルポイ)遺跡

タルトが出てきた円形神殿の遺跡は、デルフィの山すそにあるガイア神殿です。
(傾斜がきつくて実際に見に行くのは大変でした)
ガイア神殿跡。
ひっそり地の底にあった遺跡を一番高いところに置くのが、ティアーズっぽさです。
ガイア神殿跡

今後のマップの元になったものなども、幾つかあげてみます。
ローマ街道(アッピア街道)は暗くなるまで歩きました。
観光地を離れると、誰もいない田舎道と化します。タイムスリップしたような気になりますが、大きな野犬も出没したり、ちょっと危険な感じです。
田舎道

あと、ローマ郊外のオスティア遺跡も、雰囲気があって良い場所です。
オスティアの古道。
オスティアの古道

チュニジアにも行ってました。
カルタゴ、ピュルサの丘。サハラ砂漠の砂のせいか、空の色がやや黄色っぽく見えました。
ピュルサの丘

カルタゴの軍港跡。思ったより何も残っておらず、ただの池と化していて呆然としました。
ゲーム中で使用した紋章等も、近辺の石碑の幾つかから選ばれています。
カルタゴの軍港跡

番外として、女神様各種。
女神の起源に思いをはせるのが、旅行の目的の一つだったので、あちこちの古い女神様を見ました。
アテネ、百獣の女王が描かれたツボ。たくさんの動物を従えています。2700年前のモノとか。
アテネ、百獣の女王が描かれたツボ

クレタ島の女神様。太古の蛇神様。3600年前とか。
クレタ島の女神様

マルタ島、眠れる女神。まさに豊穣を体現してますね。5000年前らしいです。
マルタ島、眠れる女神

見せたい写真はいろいろありますが、キリがなくなりそうなのでこのあたりで…。
ではでは、『ティアーズ・トゥ・ティアラII 覇王の末裔』をよろしくお願いします!

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